皆様こんにちは。島村楽器別室 野原のギター部屋管理人の野原です。
ここ数年のレスポール・カスタム人気は凄いものがありました。特に日本国内での話ですが、様々な要因が重なり、かねてからの人気に加え一気に需要が爆発したような状況でした。
ピーク時には各種ECサイトに掲載してから15分もしない内に売れるなどし店頭に並ぶことも少なかったのですが、久しぶりに数モデルが揃いましたので、今回はレスポール・カスタムについて色々お話をしてみようと思います。
Gibson Les Paul Customとは

ギブソン・レスポール・カスタムはレスポール・モデル(スタンダード)が発売された2年後の1954年7月のNAMMショウで発表されました。
「タキシードのようなギターが欲しい」というレスポール氏からのリクエストで誕生したギブソン・ソリッド・ボディの最上級モデルです。当時の販売価格はレスポール・モデル(スタンダード)が210ドルだったのに対し325ドルでした。
スプリット・ダイアモンド・インレイ(ヘッドストック)、ボディ外周の積層バインディング、指板のエボニー材、ゴールド・パーツなどの豪華な仕様はキング・オブ・アーチトップと称されるギブソン最高峰モデル”Super400″と共通のもので、ソリッド・ボディの最上級モデルとして相応しい仕様です。
レスポール・モデル(スタンダード)と同様に、リリース以来幾度となくアップデートされたレスポール・カスタム。現在では特定の年の製品を再現したリイシューを含め、様々なモデルが販売されています。
まずは現行ラインナップをカテゴリー分けして書き出してみましたので、「レスポール・カスタムが欲しいけれど何を選べば良いのだろう」という方はご参考までにご覧ください。
Gibson Les Paul Custom ラインナップ
★特定の年の製品を再現したリイシュー・モデル / カスタムショップ製
ヴィンテージとして現存する1950年代及び1960年代のレスポール・カスタムを細部にわたり忠実に再現したモデル。以前はヒストリック・コレクションと呼ばれていましたが、最近はヒストリック・リイシューなどと呼ばれています。
モデル名に”〇〇Aged”や”Murphy Lab“(マーフィー・ラボ・コレクション)と記されたものは、出荷時よりヴィンテージに見られる経年変化による塗装の割れや使用による傷まで再現したものになります。
※カスタムショップの塗装と仕上げについては、こちらの記事をご覧ください
- 1954 Les Paul Custom Staple Pickup Reissue VOS
- 1957 Les Paul Custom Reissue
- 1957 Les Paul Custom 3-Pickup With Bigsby Vibrato Ebony Light Aged / Murphy Lab
- 1957 Les Paul Custom 2-Pickup Ebony Ultra Light Aged / Murphy Lab
- 1968 Les Paul Custom Reissue
- 1968 Les Paul Custom Ebony Ultra Light Aged / Murphy Lab
- 1963 Les Paul SG Custom With Maestro Vibrola Classic White Ultra Light Aged / Murphy Lab
★アーティスト・コレクション / カスタムショップ製
アーティストが愛用した特定の個体を再現したモデル、またはインスパイアされたモデル。
- Eric Clapton 1958 Les Paul Custom
- Peter Frampton “Phenix” Inspired Les Paul Custom
★現代のレスポール・カスタム / カスタムショップ製
1968年以降の仕様となるメイプル・トップ&マホガニー・バックのボディ構造をベースに、より使い勝手の良いパーツなどを採用した現代版レスポール・カスタム。リイシュー・モデルよりも艶やかでモダンなテイストのサウンド。
- Les Paul Custom w/ Ebony Fingerboard Gloss
- Les Paul Axcess Custom w/ Ebony Fingerboard Floyd Rose Gloss
※Axcessをレスポール・カスタムに分類して良いか悩みましたが、念のため記載しました
★1970年代の仕様を盛り込んだレスポール・カスタム / USAファクトリー製
Les Paul Standard 50sなどと同じギブソンUSAファクトリー(レギュラーライン)で生産される唯一のレスポール・カスタム。
- Les Paul Custom 70s
モデル名の通り、3ピース・メイプルトップ、メイプル・ネックなど1970年代のレスポール・カスタムの仕様を盛り込んでいます。メイプル・ネックのため、より明るくタイトな弦の響きが得られる印象です。
以上が現行のラインナップになります。
どれもが大変魅力的なモデルですが、今回は店頭に並ぶレスポール・カスタムの中から特にお問い合わせの多い1954、1957、1968リイシューをピックアップし、それぞれの特徴を見てみたいと思います。
Gibson 1954 Les Paul Custom Staple Pickup Reissue VOS Ebony

デビューイヤーのレスポール・カスタムを忠実に再現した1954 Les Paul Custom Staple Pickup Reissue。同時期のレスポール・スタンダードのボディは2ピースのメイプル・トップに1ピースのマホガニー・バックという構成でしたが、1950年代及びそのリイシューのレスポール・カスタムは1ピース・マホガニー・ボディを採用しています。
レスポール・カスタムに使用される木材の特徴
【マホガニー】
深みのある温かい中域、豊かな響きとサステインが特徴。メイプルよりも振動の伝達スピードが遅い。比重は約0.53ですが、種類によって幅があります。
【メイプル】
マホガニーよりも振動の伝達スピードが速い明るく硬質な音。比重はハードメイプルが約0.72、ソフトメイプルが約0.53~0.6。
【エボニー】
音の立ち上がりが速く、アタック感の強いシャープでクリアなサウンド。比重は0.87~1.16と非常に高く、箇所によってはそれ以上の硬さを示します。
※一般的に木材の比重と硬度は正の相関関係にあり、「比重が高い(重い)木材ほど硬くて強度が高い」傾向があります。
先(1952年)に発売されていたレスポール・モデル(スタンダード / ボディ:メイプル・トップ+マホガニー・バック)とは異なる1ピース・マホガニー・ボディを採用した経緯につては諸説ありますが、当時に流行していた音楽の雰囲気を考えるとこの組み合わせ(エボニー指板+1ピース・マホガニー・ボディ)によるトーン・バランスが正解だったような気がします。




1954(~1956, 1957)レスポール・カスタムの一番の特徴を挙げるとすれば、やはりネック側に搭載されたP-480(PU-480)、通称”アルニコ・ピックアップ”ではないでしょうか。
この高級アーチトップに搭載されていたピックアップを採用したレスポールは他にありません。

P-480はハムバッキング・ピックアップを発明したことでも知られるセス・ラバー氏が開発したピックアップで、テッド・マッカーティー氏から直接開発の指示があったそうです。
一見するとP-90に見えるこのP-480というピックアップ、実はかなり構造が異なります。
P-90はスチール製のアジャスタブル・ポールピース(スクリュー型)を使用していますが、P-480のアジャスタブル・ポールピースには四角いバー状のアルニコⅤマグネットが組み込まれています。
薄いボビンにはエナメル製AWG(American Wire Gauge)#42のワイヤーが約10,000ターン巻かれており、ボビンの高さよりも長い約1インチのバー状のポールピースが磁界をより立体的な方向に発生させます。これにより、強弱が大きく輪郭のはっきりしたサウンドになるのが特徴です。
高級アーチトップと同様に、ネック側とブリッジ側のピックアップをアルニコ・ピックアップで揃えれば良いのにと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、レス・ポール氏ご本人がこのアルニコ・ピックアップとP-90の組み合わせを気に入られていたそうです。
レス・ポール氏は自身のレスポール(ゴールドトップ / P-90ピックアップ)のネック側にグレッチに搭載されていたディアルモンド社製のダイナソニック・ピックアップ取り付けて使用していました。
P-480アルニコ・ピックアップの構造はこのダイナソニック・ピックアップに似ているため、アルニコ・ピックアップとP-90の組み合わせのアイディアの発端はレス・ポール氏だったと考えられています。

ブリッジは新しく開発されたチューン・オー・マティック・ブリッジ(ABR-1)が搭載されています。レスポール・モデル(スタンダード)に搭載されるのは1955年の途中からですので、レスポールではカスタムの方が先となります。
ストップバー・テールピースはアルミ製のもので、レスポール・スタンダードで使用されていたスタッド・バー・ブリッジ・テイルピース(ラップアラウンド・ブリッジ)を流用したものになります。

1972~73年にも復刻されていた1954レスポール・カスタム・リイシューですが、このスペックは相対的に流通数が少ないため入荷するとお問い合わせを多くいただいている印象です。
前述の通り、強弱が大きく輪郭のはっきりしたハイファイなサウンドが特徴なのですが、近年その魅力が広がってきているのを実感しています。

Gibson 1957 Les Paul Custom Reissue 3-Pickup Bigsby Ebony Light Aged

1957年の初頭まではアルニコ・ピックアップ+P-90のカスタムが出荷されていましたが、いよいよハムバッキング・ピックアップ(P-490 / 1955年6月22日セス・ラバー氏が出願)が搭載されます。ピックアップの底部に貼られている「PATENT APPLIED FOR」のデカールから「PAF」と呼ばれていますが、最初期のP-490にはまだデカールが貼られていませんでした。
ESシリーズ最上位機種として1949年にリリースされたES-5に倣ってか、最上級モデルらしく3ピックアップ仕様になっているのも特徴です。PAFの搭載と同時に3ピックアップ仕様になったイメージですが、それ以前にも存在したと言われています。
(米国のジャズ・ギタリストのジョン・グレイ氏がP-90が3つマウントされているレスポール・カスタムを抱える写真が残っているそうですが、リットーミュージック・ムックのGibson Les Paul Custom Player’s Bookを読んで初めて知りました)
当時はピックアップ・セレクター・スイッチを真ん中(センター・ポジション)にするとミドル・ピックアップ+ブリッジ・ピックアップのアウト・オブ・フェイズ(逆位相)・サウンドになりましたが、現在では同位相になっています。
現在のリイシューに搭載されているハムバッキング・ピックアップはPAFを復刻したカスタムバッカー(アルニコⅢ)。差の生じたスラッグ側とアジャスト側の巻き数(アンマッチド・ターン)やアンポッテッド仕様(=内部のコイルをワックスやパラフィンで満たす「ポッティング」を行わない仕様)など、当時の特徴を再現しています。
カスタムバッカー以前に搭載されていたバーストバッカーもアンマッチド・ターンでしたが、カスタムバッカーの方が巻き数の差が大きくなっています。よりレンジが広く粒立ちの良いサウンドは、近年多くのギタリストから高い評価を得ています。
ピックアップがハムバッキング・ピックアップに変わった点以外は1954年のデビュー当初の仕様を継続しています。




1957年当時はストップバー・テールピース仕様と画像の様な出荷時からビグスビーB-7ユニットが搭載されたファクトリー・ビグスビー仕様が存在しましたが、出荷本数は後者の方が少数でした。
ビグスビーはアームを操作して音を揺らすヴィブラート・ユニットですが、トレブルが散らかるような特有の響きと倍音感のあるサウンドが近年のギタリスト達によって再評価されています。音楽好きのバイク技術者がデザインしたユニットなだけあって、見た目も抜群です。
Bigsby Vibratos
1940年代のロサンゼルス、バイクショップ”Crocker Motorcycle Company”に勤める熟練のクラフトマンPaul Bigsby(ポール・ビグスビー)がデザイン、製作した新しいメカニズムを取り入れたヴィブラート・ユニット
現行のラインナップには2ピックアップ+ストップバー・テールピース仕様の1957レスポール・カスタム・リイシューもありますので、より押し出しのある艶やかなサウンドがお好みの方にはそちらがお勧めです。
1950年代にもPAFを2つマウントしたウルトラ・レアな仕様のレスポール・カスタムの存在が確認されていますので、2ピックアップ+ストップバー・テールピース仕様の1957レスポール・カスタム・リイシューも史実に沿うものとなります。

なかなか手強そうな見た目をしている3ピックアップ+ビグスビーのカスタムですが、持ってみると意外と普通に弾けます。
3ピックアップ仕様はほんの少しだけピッキングのポジションに慣れる必要はあるかもしれませんが、そんな小さなことはどうでも良くなるほど魅力的なギターです。前述の通り、ビグスビー特有のトレブルの響きが最高です。
私の中での一番のイメージは1970年のロイヤル・アルバート・ホールでC’mon Everybodyを演奏するジミー・ペイジ氏ですが、国内の著名ギタリスト数名も手にされてますよね。演奏されている姿を映像で拝見しましたが、物凄く素敵でした。

Gibson 1968 Les Paul Custom Ebony Ultra Light Aged

1961年にレスポール・スタンダードとカスタムがSGシェイプへと変更されますが、ブリティッシュ・ギタリストたちは生産の終了した1950年代のレスポールを手にし、1960年代のロック・シーンを席巻します。また英国のギタリストのみならず、マイク・ブルームフィールド氏をはじめとする米国ギタリストたちも1950年代のレスポールを手にするわけですが、いよいよレスポール・モデルの再販を望む声が市場で高まっていきます。
そして1968年、レスポール・スタンダードとカスタムが再生産されることとなります。
1968年に登場したレスポール・カスタムはスタンダードと同じ2ピース・メイプル・トップ+1ピース・マホガニー・バックのボディでネックはマホガニー材の1ピース、ヘッドアングルは14度といった仕様になります。
※1965年、ギブソン・エレクトリックのヘッドストック・アングルはそれまでの17度から14度に移行します
ボディ・トップにメイプルが配置されたことで1ピース・マホガニー・ボディだった1950年代よりも明るく硬質な印象のサウンド・キャラクターになり、ロックからハード・ロック、更にはメタルといった歪ませたサウンドを必要とするギタリストに支持されるようになります。
ノーリン・コーポレーションが親会社となった1969年には、ヘッドストックのギブソン・ロゴの変更、3ピースのマホガニー・ネック、薄いメイプルを挟んだ3プライのマホガニー・ボディ・バックの採用、ロング・テノンの廃止という生産の効率化とコスト削減に伴う仕様変更が行われますので、より1950年代の仕様に近い再生産初年度の1968年スペックは特に人気です。
※1969年初頭に全ての仕様が一斉に切り替わるわけではなく、1968年と1969年スペックが入り混じりながら徐々に移行していきます
そんな1968年当時のレスポール・カスタムを再現したのがGibson 1968 Les Paul Custom Ebony Ultra Light Agedになります。


積層バインディングの巻かれたヘッドストックにスプリット・ダイアモンド・インレイなど1950年代のデザインが引き継がれていますが、細かいところではトラスロッドカバーが異なります。1950年代のものと比べると白い外周が狭く、上面の黒い部分と一緒に面取りされているため段差がありません。
このトラスロッドカバーは1965年から徐々に出始めたもので、1968年のレスポール・カスタムらしさを象徴する部分の一つでもあります。小さなパーツですが、これだけでも結構印象が違って見えます。

チューナー(ペグ)は1957年まで使用されていたクルーソン社製501VX(ワッフルバック)ですが、1950年代はプラスティックだったボタンが1968年では金属になっています。
何となくレスポール・カスタムのチューナーと言えばグローヴァーという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、1950年代、1960年代で言えばクルーソン社製501VXを採用している期間の方が長くなります。
Les Paul Custom チューナー遍歴
【1954~1957年】
クルーソン501VX / プラスティック・ボタン
【1958年以降】
グローヴァー102G
【1968年以降】
クルーソン501VX / 金属ボタン

1968年製のレスポール・カスタムには、ピックアップの底面に「PATENT NO 2,737,842」と印字されたデカールが貼られたハムバッキング・ピックアップ、通称「Patent Number sticker PAF(ナンバードPAF)」が搭載されます。
“Patent Number sticker PAF”(P-490) Humbucking Pickups
ギブソンのハムバッキング・ピックアップ(P-490)は1957年の発売以降様々な仕様変更が行われ、1962年の後半頃にピックアップ底面に貼られたデカールが「PATENT APPLIED FOR」から「PATENT NO 2,737,842」に切り替わります。
時期によって音の印象も変わるので、同じP-490でも”PAF”や”Patent Number sticker PAF”、”T-Top”など時期によって呼び方が変わります。
1968年のP-490はそれまで使用されていたスクエア・ウィンドウのあるボビンから”T”の字の刻印が設けられたボビンへと変更されますが、移行期間(混在する期間)が長い印象です。
1965年末~1966年にかけてコイルのワイヤーが従来のエナメル・コーティングからポリウレタン・コーティングに変更されますので、1968年のP-490はポリウレタン・コーティングになります。個人的にポリウレタンになった頃から少しレンジが狭まったように感じます。
ピックアップの巻線機に巻数カウンターが装備されている時期にあたるため巻き数にバラつきが少なく、それまでのやや多めに巻かれたPAFなどに比べるとややローパワーに感じることもあります。
1968レスポール・カスタム・リイシューにはこの頃のサウンドを意識した68カスタム・ハムバッカーが搭載されており、キャパシターも当時のブラック・ビューティを再現しています。
ちなみに、ピックアップのポジションを切り替えるトグル・スイッチのツマミが白いプラスティックなのも1960年代の特徴になります。
※1950年代はオレンジ色のカタリン(フェノール樹脂の一種)が使用されており、経年変化で飴色に変色します

前述の通り、1950年代のカスタムに比べてより明るく硬質なサウンドに聞こえるので、歪ませた際にエッジを効かせるのであれば1968レスポール・カスタムはオススメです。また、このサウンド・キャラクターはクリーンでのディレイやコーラスなどにも合いますので、リイシューの中でもより現代の楽曲にフィットしやすいイメージを持っています。

Gibson M2M 1968 Les Paul Custom 5A Quilt Top Nordic Blue w/TV White Back Gloss

現地選定材でM2M(Made to Measure)オーダーした1968 Les Paul Custom 5A Quilt Top。伝統的な1968サウンドはそのままに、ラグジュアリーなルックスに仕上げました。
ボディ・トップには厳選した5Aキルト・メイプルを使用し、美しいノルディック・ブルーでカラーリング。ボディ・バックとネックにはマホガニーの導管が見えるTVホワイトをセレクトしました。レスポール・カスタムと言えばゴールドのハードウェアーですが、このモデルにはシルバーのハードウェアーが採用されています。


通常のリイシューは経年変化による焼け色を再現する「アンティーク・コート」と呼ばれるフィニッシュが施されているため、ギブソン・ロゴやスプリット・ダイアモンド・インレイ、バインディングなどが黄色味がかって見えます。それに対し、こちらのリイシューはクリアなグロス仕上げとなっているため、インレイやバインディングのストレートな色味が楽しめます。

チューナー(ペグ)も1968年に準じたクルーソン社製501VXですが、シルバーになると少し印象が変わって見えます。TVホワイトにとても良く似合います。


ひとたび光が当たると息をのむような圧巻の表情を見せる5Aキルト・メイプル・トップ。極めてモダンでラグジュアリーなルックスから放たれる伝統の1968レスポール・カスタム・サウンド。そんなギャップが楽しめるのもカタログ外のオーダーモデルならではだと思います。
ギブソン最高峰のカスタム・ショップが製作した極上の1968レスポール・カスタム・リイシュー、他に無いご自身のアイコンとして愛用されてみてはいかがでしょうか。

さいごに
「2ハムの黒いレスポールカスタムが欲しい」
この条件に当てはまるモデルは以下の通りになります。
・1957 Les Paul Custom 2-Pickup Ebony Ultra Light Aged / Murphy Lab
・1968 Les Paul Custom Reissue
・1968 Les Paul Custom Ebony Ultra Light Aged / Murphy Lab
・Les Paul Custom w/ Ebony Fingerboard Gloss
・Les Paul Custom 70s
「カスタムショップ製の2ハムの黒いレスポール・カスタムが欲しい」
この条件に当てはまるモデルは以下の通りになります。
・1957 Les Paul Custom 2-Pickup Ebony Ultra Light Aged / Murphy Lab
・1968 Les Paul Custom Reissue
・1968 Les Paul Custom Ebony Ultra Light Aged / Murphy Lab
・Les Paul Custom w/ Ebony Fingerboard Gloss
詳しい方であればパーツや仕様、塗装の質感の違いなどで見分けがつくと思いますが、あまり詳しくない方がご覧になったらどうでしょうか。もしかしたら、全て同じ「2ハムの黒いレスポール・カスタム」にしか見えないかもしれません。
店頭のレスポール・カスタムを眺めていてふとそんなことを思ったので、今回記事にしてみました。
これだけ多くのレスポール・カスタムがラインナップされていますので、どれを購入したら良いか分からない方は、まずはご自身が憧れるギタリストが使用するレスポール・カスタムを調べてみてください。
もし憧れのギタリストが極限まで使い込んだ1969年製のレスポール・カスタムをマーシャルに繋いで演奏しているのであれば、同じ年のヴィンテージか、近い年を再現した1968 Les Paul Custom Reissue(Murphy Lab含む)をマーシャルで鳴らしてみてください。きっと頭の中のイメージに近いサウンドが出てくると思います。
特定のギタリストは思い浮かばないけれど、中音域を中心に厚みのあるオーバードライブ・サウンドが欲しい方は、Les Paul Custom w/ Ebony Fingerboard Glossがオススメです。艶やかで密度のあるクリーン・サウンドも魅力的です。
C’mon Everybody(Led Zeppelin / At The Royal Albert Hall 1970)を演奏されたい方、リイシューであれば1957 Les Paul Custom Reissue 3-Pickup Bigsby一択です。本人の実機に近づけるべく、ネック側ピックアップをオープンのゼブラ、ブリッジ側をオープンのブラックにしませんか?
その他ご質問などございましたら、お気軽に新宿PePe店までご連絡ください。
とりとめのない文章になってしまいましたが、この特集記事がこれからレスポール・カスタムを手にされる皆様の一助となりましたら幸いです。それでは今回はこの辺で。










