MAD PROFESSORよりモディファイモデルが2機種登場

MAD PROFESSORよりモディファイモデルが2機種登場いたします。

「Sweet Honey Overdrive Custom」は、定番ペダルである Sweet Honey Overdrive に「Fat Bee mod」を施したカスタム仕様のオーバードライブです。
オリジナルの高いタッチレスポンスとローミッド中心のローゲイン特性を維持しつつ、Fat Bee mod により低音域のレスポンスが強化されている点が大きな特徴です。
ピッキングニュアンスやピックアップの出力差にしっかり追従し、クリーン〜クランチを指先でコントロールしたいプレイヤーに適した設計となっております。

「Royal Blue Overdrive Custom」は、Royal Blue Overdriveをベースにしたカスタム仕様です。
生産完了モデルBluebird Overdriveのドライブキャラクターを意識したモディファイが施され、よりふくよかで温かみのあるトーンと、豊かなベースレスポンスを実現しております。
ピッキングニュアンスやギター側のボリューム操作に対する追従性に優れ、クリーンアンプにチューブライクなクランチ〜オーバードライブを付加するペダルとして、幅広いプレイヤーに対応するモデルです。

MAD PROFESSOR　Sweet Honey Overdrive CUSTOM Fat Bee mod

メーカー	MAD PROFESSOR
型名	Sweet Honey OD CST
メーカー希望小売価格	オープンプライス
販売価格	¥37,400（税込）
JAN	6430033094037
発売予定日	2025年12月26日（金）

特徴

タッチに追従するローゲイン・オーバードライブ

Mad Professor Sweet Honey Overdrive Custom は、オリジナルの Sweet Honey Overdrive と同様に、ローゲインかつ高いタッチセンシティビティを備えたオーバードライブです。
クリーンアンプに薄く歪みを加える場面から、すでにドライブしたアンプをプッシュする用途まで、ピッキングの強弱とギター側のボリュームコントロールに対して素直に反応する設計となっております。
ピッキングを強くすれば歪み量が増え、弱く弾けばクリーン寄りのトーンに移行するため、演奏のニュアンスをそのまま表現したい方に適したペダルです。
いわゆるハイゲイン系のペダルとは異なり、音像を大きく加工するのではなく、手元の表現力を引き出す方向性のオーバードライブとして位置付けられます。

Fat Bee mod による低音域の強化

Sweet Honey Overdrive Custom に施された「Fat Bee mod」は、ペダルの低音域レスポンスを高めるためのカスタム仕様とされています。
ベース成分を補強することで、シングルコイルやブリッジポジションでも細くなり過ぎにくく、コード弾きや低音弦でのフレーズにも程よい厚みが加わります。
一方で、オリジナル Sweet Honey Overdrive の特徴であるタッチへの追従性やダイナミクスの表現力は維持されており、「太さ」と「レスポンス」の両立が図られた仕様です。
クリーンブースト寄りのセッティングから、ローミッドが充実したクランチサウンドまで、幅広いギターやアンプと組み合わせやすいバランスになっております。

Focus コントロールによるフィールとEQの調整

Sweet Honey Overdrive Custom の大きな特徴として、「FOCUS」コントロールが挙げられます。
FOCUS ノブは、単なるトーンコントロールではなく、「どの程度の強さでピッキングしたときに歪み始めるか」というフィールと、全体の EQ バランスを同時に調整する役割を担っております。
反時計回りに設定すると歪み始めるポイントが遅くなり、より強くピッキングしたときにオーバードライブが現れ、音色も柔らかく落ち着いた印象になります。
時計回りに設定すると、わずかなトレブルブーストが加わり、早い段階で歪みが立ち上がるため、クラシックロック系のリードやカッティングにも適した、抜けの良いサウンドに調整できます。
メーカーはおおよそ 11 時方向付近を基準としたスタートポイントとして提示しており、そこから使用ギターやアンプに合わせて微調整する設計となっております。

直感的な 3 コントロールと実用的な電源仕様

Sweet Honey Overdrive Custom の操作系は、「VOLUME」「DRIVE」「FOCUS」という 3 つのコントロールで構成されています。
VOLUME は出力レベル、DRIVE は歪み量、FOCUS は歪みの出方と EQ を統合的に調整するため、ローゲインペダルに不慣れな方でもセッティングを把握しやすい構成です。
電源は 9V 電池（6F22 型）もしくはセンターマイナス 2.1mm プラグの DC アダプターに対応し、推奨動作電圧は 9V ですが、7.5〜18V DC の範囲で使用できる仕様が示されています。
電源電圧を変更することでヘッドルームやレスポンスが変化する可能性があり、環境に応じた細かなチューニングも視野に入れた設計といえます。
入力インピーダンスは 260kΩ、出力インピーダンスは 25kΩ とされており、一般的なギターやエフェクトボードとの接続を想定したスペックです。
さらに、トゥルーバイパス仕様が採用されており、バイパス時にはギター本来の信号経路に配慮した設計となっております。

仕様

MAD PROFESSOR　Royal Blue Overdrive CUSTOM Bluebird mod

メーカー	MAD PROFESSOR
型名	Royal Blue OD CST
メーカー希望小売価格	オープンプライス
販売価格	¥37,400（税込）
JAN	6430033094044
発売予定日	2025年12月26日（金）

特徴

Bluebird系モディファイによるふくよかで温かみのあるドライブ

Royal Blue Overdrive Custom Bluebird mod仕様は、生産完了となったBluebird Overdriveのオーバードライブセクションに近いキャラクターを持たせたカスタムバージョンとして設計されております。
標準のRoyal Blue Overdriveと比較して、トーンはよりファットでウォームな方向へシフトしつつ、音像の明瞭さとフォーカス感はしっかり保たれている点が特徴です。
中域はわずかにスクープされ、低域のレスポンスが強調されているため、現代的なクランチから厚みのあるリードトーンまで、輪郭のあるサウンドメイクが可能です。
過度なフィルタリングを避けた設計により、ギターやアンプ本来のキャラクターを活かしながら、足元で狙った質感を加えられるオーバードライブペダルとなっております。

ピッキングに追従するダイナミクスと広いゲインレンジ

Royal Blue Overdrive Customは、軽いオーバードライブからディストーション領域まで幅広いゲインレンジをカバーする仕様になっております。
Distortionノブを最小設定付近にすると、オーバードライブというよりもイコライザー的な使い方ができ、トーンの補正用途にも対応いたします。
ピッキングの強弱やギターのボリューム操作に対する追従性が高く、強く弾けば歪みが増し、弱く弾けばクリーン寄りに戻るチューブアンプ的な挙動を再現している点も魅力です。
クリーン〜軽いクランチにセッティングしたアンプにRoyal Blue Overdrive Customを組み合わせることで、表現力豊かなチューブライクなドライブチャンネルを追加するような感覚でお使いいただけます。

直感的な4コントロールとフレキシブルな音作り

コントロールはVolume、Distortion、Treble、Bassの4つで構成されており、シンプルながら柔軟な音作りが可能です。
Volumeはペダル全体の出力レベルを調整し、クリーンブースト的な用途からしっかりとしたレベルアップまで幅広く設定していただけます。
Distortionは歪み量を制御し、ダイナミックレンジを重視する場合は、ピッキングの強さによって歪み量が変化するポイントに設定すると、ペダルの持つ表現力をより活かすことができます。
Trebleはアンプのプレゼンスに近い帯域をブースト／カットするシェルビングタイプのイコライザーとして機能し、明るさやきらめきを加えたい場合にも効果的です。
Bassは4×12キャビネット標準的共振周波数付近の低域を中心にブースト／カットするシェルビングタイプのイコライザーであり、厚みのあるサウンドからミッドを押し出した引き締まったトーンまで柔軟に調整可能です。
TrebleとBassをともに上げることでミッドを抑えたヘビーなトーンを作り出せるほか、両方を抑え気味にすることで自然な中域ブースト感のあるトーンも得られます。

実用性を高める電源仕様と基本スペック

Royal Blue Overdrive Customには、6F22タイプの9V電池、またはセンターマイナス／外側プラスの2.1mmプラグに対応したDCアダプターが使用されています。
推奨動作電圧は9V DCであり、7.5〜12V DCの範囲で動作する設計になっております。
消費電流は9V時で約3.5mAと低く、ペダルボードへの組み込みや電池駆動にも配慮された仕様です。
インプットインピーダンスは約140kΩ、アウトプットインピーダンスは約25kΩに設定され、さまざまなギターや後段の機材と組み合わせやすい数値に調整されています。
信号経路にはTrue Bypass方式が採用されており、ペダルをオフにした際にはギター本来のサウンドを損ないにくい設計となっております。
日常的な使用を想定した堅実な電源仕様と基本スペックにより、ライブからレコーディングまで幅広いシーンで扱いやすいオーバードライブペダルとして仕上げられております。

仕様

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