NUX Dual Loop Stereo|多機能ステレオルーパー

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NUX Dual Loop Stereo|多機能ステレオルーパー

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

NUXから、2系統のステレオループトラックとデュアルドラムエンジンを備えたルーパー「Dual Loop Stereo」が登場しました。
32ビット・フローティングポイント処理と32ビットAD/DAコンバーターによる高品位なサウンドで、最大99メモリー/合計約26時間分のループを保存できます。
ボーカル用マイク入力と楽器入力を個別に装備し、MIDI入出力やUSB-Cによるオーディオインターフェース機能にも対応しているため、自宅練習からライブ・レコーディングまで幅広いシーンで活用できる仕様となっています。

NUX Dual Loop Stereo

メーカーNUX
型名Dual Loop Stereo
メーカー希望小売価格¥55,000(税込)
販売価格決定し次第お伝えいたします
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特徴

デュアルループ&3つのループモード

NUX Dual Loop Stereoは、2系統の独立したステレオループトラックを搭載したルーパーです。
それぞれのトラックを活用することで、Aメロ/Bメロといったセクション分けや、コードとリードの分担など、構成力のあるループパフォーマンスが可能になります。
ループモードは「A/B Split」「A/B Sync」「Gig mode」の3種類が用意されています。
A/B Splitモードでは、AセクションとBセクションを個別に記録し、再生中に切り替えることができます。
切り替え時には、再生中のフレーズを弾き終えてから次のセクションへ移行する仕様のため、楽曲構成の自然な転換がしやすい設計です。
A/B Syncモードでは、2つのフレーズを同期再生し、必要に応じて片方をミュートしたりオーバーダブしたりする運用ができます。
Gig modeはドラム機能をオフにしたモードで、外部リズムマシンやバッキングトラックを使用する際など、ループのみに集中したい場面に適しています。
これらのモードにより、シンプルなワンフレーズのループから、セクション構成をともなうライブアレンジまで、演奏スタイルに合わせた運用が行えます。

高音質ルーピングと豊富なメモリー

Dual Loop Stereoは、44.1kHzサンプリング、32ビットAD/DAコンバージョン、32ビット・フローティングポイント処理を採用した設計です。
オーバーダブを重ねても音質劣化を抑え、ニュアンス豊かなトーンを保ちやすい点が大きな特長です。
各トラックにつき最長約90分、合計約26時間分のステレオオーディオを99のフレーズメモリーとして保存できます。
アイデアスケッチから本番用のループまで、複数の楽曲データやセットリストを事前に仕込んでおき、必要な時にすぐ呼び出す運用が可能です。
データフォーマットには44.1kHz/32ビットフロート/ステレオのWAV形式が採用されています。
USB経由でのWAVインポート/エクスポートに対応しているため、DAWで作成したバッキングトラックを読み込んだり、ライブで作成したループをそのまま作品制作に活用したりといった、制作とパフォーマンスを横断する使い方にも適しています。

デュアルドラムエンジンとスマートなテンポ検出

Dual Loop Stereoには、29種類のドラムキットと合計464パターンのリズムバリエーションが搭載されています。
シンプルなメトロノーム用途にとどまらず、ファンク、パンク、ボサノバなど、ジャンルごとに実用的なビートが用意されており、ループのベースとなるグルーヴを素早く見つけやすい構成です。
内蔵ドラムは、ループのテンポを自動検出し、フレーズのテンポに合わせて同期するスマートドラム機能に対応しています。
A/Bセクションの切り替えやオーバーダブ時にもテンポ同期が維持されるため、ループとドラムとのズレを気にせず演奏に集中しやすい設計です。
また、フットスイッチレイアウトはカスタマイズ可能で、テンポタップ、ドラムのオン/オフ、エフェクトの切り替え、ループメモリーの切り替えなど、用途に応じて割り当てを変更できます。
付属のNMP-2 Liteフットスイッチやエクスプレッションペダルを組み合わせることで、より踏み替えしやすいライブ向けコントロール環境を構築できます。

マルチエフェクトと拡張性の高い入出力

Dual Loop Stereoには、オクターブ、ブースター、キャビネットシミュレーター、リバーブといったパフォーマンス向けエフェクトが内蔵されています。
足元で直接オン/オフを切り替えたり、エクスプレッションペダルで連続制御したりすることにより、ループだけでなくソロやバッキングのトーンメイクも同時に行うことができます。
入出力面では、ファンタム電源対応のコンボジャック(XLR/標準フォーン)マイク入力、標準フォーンの楽器入力を個別に装備し、ボーカルとギターの同時ルーピングにも対応しています。
加えて、ステレオアウト、AUXイン、ヘッドホンアウト、MIDIイン/アウト、EXP/CTRL端子といった端子群を備えており、外部MIDIコントローラーやエクスプレッションペダル、外部プレーヤーとの連携まで広くカバーします。
USB-C端子は、オーディオインターフェース機能とストレージモードの双方に対応しており、コンピューターに接続するだけで、ループやマイク、ギターの信号をDAWに直接録音することができます。
ペダルボードとPC環境を一本のUSBケーブルでシームレスにつなげられる点も、現代的な制作・ライブ環境に適したポイントです。

仕様

仕様を見る

Sampling Frequency: 44.1 kHz
AD/DA Conversion: 32 bits
Processing: 32-bit floating point

Recording/Playback

Number of Tracks: 2
Data Format: WAV (44.1 kHz, 32-bit float, stereo)
Approx. 1.5 hours (1 track), Approx. 26 hours (total of all memories)
Rhythm Type: 42 groups, 672 patterns
Effect: Octave, Booster, Amp Simulation,
Reverb (for drum or mic/instrument of input 1)
Memory: 99

Maximum Input Level

MIC IN: +6 dBu (with minimum mic gain)
INPUT 1/2: +8 dBu
AUX IN L/R: +8 dBu
Mic Input Gain Range: 5.4 dB ‒ 63 dB

Input Impedance

MIC IN: 2.4 kΩ
INPUT 1/2: 1 MΩ
AUX IN L/R: 1 MΩ

Output Impedance

OUTPUT L/R: 1 kΩ
PHONES L/R: 3.3 Ω
Bypass: Buffered bypass
Display: 2.86″ Colored LCD display, 960 x 376 pixels

Connectors

MIC/INPUT 1: Combined XLR & 1/4 ‒ inch type jack
(balanced, phantom power: DC 48 V)
INST/INPUT 2: 1/4 ‒ inch phone type jack
OUTPUT L (MONO): 1/4 ‒ inch phone type jack
OUTPUT R: 1/4-inch phone type jack
AUX IN: 1/8-inch stereo miniature type jack
PHONES: 1/8-inch stereo miniature type jack
MIDl (IN, OUT) jacks: 1/8-inch stereo miniature type jacks
EXP jack: 1/4-inch TRS phone type
DC IN jack
USB port: USB-C type

Power Supply: ACD-006A (9 V 500 mA)

Current Draw

Less than 170 mA (Phantom power off)
Less than 270 mA (Phantom power on)

Dimensions: 183 (L) x 130 (W) x 65.3 (H) mm
Weight: 765 g
付属品: デュアルフットスイッチ (NMP-2 LITE) , フットスイッチ接続用ステレオパッチケーブル , USBケーブル , 1/8” to 5 pin MIDI アダプター , ACアダプター (ACD-006A)

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