Ibanez　K7YIN/K7YANG KORN 7弦シグネチャー

Ibanezから、KORNのギタリスト Munky と Head の新たなシグネチャー7弦モデル「K7YIN」「K7YANG」が登場いたしました。
5ピース構造の“Wizard II-7”ネックとDiMarzio® Blaze ピックアップを共通プラットフォームとしながら、K7YINはオコウメ材＋ロープロファイルトレモロ＋U-bar仕様、K7YANGはメイプルトップ＆Evertune®ブリッジ仕様とすることで、異なるプレイフィールとサウンドキャラクターを追求しています。
いずれも648mmスケールのRGAシェイプを採用し、7弦ならではのレンジの広さと高い演奏性を両立したモデルです。

Ibanez　K7YIN

メーカー	Ibanez
型名	K7YIN
メーカー希望小売価格	¥374,000（税込）
販売価格	¥280,500（税込）
JAN	4549763375780
発売予定日	2025年12月17日(水)

特徴

KORN Munkyシグネチャーとして設計された7弦専用スペック

Ibanez K7YINは、KORNのギタリストMunkyの新たなシグネチャーモデルとして開発された7弦エレキギターです。
3ピースのメイプル材と2ピースのウォルナット材をラミネートしたWizard II-7 5pcメイプル/ウォルナットネックを採用し、高い剛性と安定したネック強度を確保しています。
薄めのネックシェイプであるWizard系譜のプロファイルにより、7弦ながらも握りやすく、ポジション移動や速いフレーズにも対応しやすい演奏性が特長です。
スケールは648mm（25.5インチ）、ナット幅48mm、最終フレット幅68mm、1フレット厚19mm、12フレット厚21mm、指板Rは400mmRとされており、モダンなプレイスタイルに適した設計となっています。
チューニングは1弦からD–A–F–C–G–D–Aに設定され、7弦特有のローエンドを活かしつつ、コードワークやリフワークに対応しやすいレンジを意識した仕様です。

オコウメボディとエボニー指板が生み出すバランスの良いサウンド

ボディにはオコウメ材が採用されています。
オコウメ材は、一般的にマホガニー材に近い性格を持つとされており、ふくよかであたたかみのあるロー〜ミッドレンジが特長です。
ボディ形状はなだらかなアーチトップを備えたRGAスタイルで、演奏時のフィット感と立体的なルックスを両立しています。
指板にはエボニー材が使用されており、音の立ち上がりに優れたブライトなキャラクターを付与します。
11〜13フレットにはK-7スペシャルインレイが施され、シグネチャーモデルとしてのアイデンティティを演出しています。
さらに、Luminlay蓄光サイドドットポジションマークを採用することで、暗転や照明変化が激しいステージ環境でもポジション確認がしやすい仕様となっています。
このボディと指板、ネックの組み合わせにより、低音域の迫力と中高域の抜けを兼ね備えた、7弦に求められるバランスの良いサウンドが狙われています。

DiMarzio BlazeとLo-Pro Edge 7 w/U-barによる実戦的なサウンド&プレイアビリティ

ピックアップには、ネック/ブリッジともにDiMarzio Blazeハムバッカーが採用されています。
DiMarzio Blazeは、中音域を控えめにしつつ高音域と低音域を強調する設計とされており、7弦ギター特有のローエンドを明るくクリアに再生することを意図したモデルです。
ハイファイ寄りの音質により、クリーントーンではコードバッキングの分離感を保ち、ディストーションサウンドでもバンドアンサンブルの中で埋もれにくい特性が期待できます。
クリーンのアルペジオからヘヴィなリフ、速いリードプレイまで、幅広いスタイルをカバーしやすいユーティリティなピックアップ構成です。

ブリッジには、IbanezオリジナルのLo-Pro Edge 7 w/U-barトレモロが搭載されています。
低いプロファイル設計と後方に配置されたファインチューナーにより、右手が当たりにくく、ピッキング時のストレス軽減とチューニングの安定性向上を図っています。
Munkyモデルを象徴するU-barは、ファインチューニングノブに触れずに掌でヴィブラートをかけられるよう設計されたパーツで、独自の表現力をサポートします。
マシンヘッドには信頼性と耐久性で評価の高いGotoh製ペグを採用し、トレモロ使用時のチューニング安定性にも配慮されています。
ハードウェアカラーはブラックで統一され、ボディ、ネックバック、ヘッドまでマットブラックで仕上げられた外観と相まって、ステージ上での存在感を強く印象づける仕様です。

仕様

Ibanez　K7YANG

メーカー	Ibanez
型名	K7YANG
メーカー希望小売価格	¥374,000（税込）
販売価格	¥280,500（税込）
JAN	4549763375773
発売予定日	2025年12月17日(水)

特徴

KORN Headシグネチャーとしてのコンセプト

K7YANGは、KORNのギタリスト Headの新たなシグネチャー・7弦モデルとして設計されたエレクトリック・ギターです。
KORNサウンドの中核を担うHeadとMunkyのギタースタイルを“陰陽”に見立て、そのうち“陽”をテーマとしたモデルとしてデザインされています。
ボディトップに配されたホワイトのマットフィニッシュと、サイドおよびバックのブラウン系マットフィニッシュが、コントラストのある外観を形成しております。
11〜13フレットにはK-7スペシャルインレイが施されており、シグネチャーモデルであることを視覚的にも示しています。
ステージでの存在感と、ヘヴィミュージックに求められる視覚的インパクトを兼ね備えた仕様です。

演奏性を高めるネック・指板・ハードウェア

K7YANGには、Ibanezが誇る“Wizard”系譜の「Wizard II-7」ネックが採用されています。
3ピースのメイプル材と2ピースのウォルナット材から成る5ピース構造により、高い剛性と安定性を確保しつつ、薄めのシェイプによってスムーズなフィンガリングを実現しております。
スケールは648mm（25.5インチ）で、ナット幅は48mm、最終フレット部の幅は68mmとなっており、7弦ならではのローエンドを保ちながらも、ポジション移動が行いやすい寸法設計です。
指板にはローズウッド材が使用され、バランスの取れたサウンドキャラクターと、やや暖かみのあるトーンが特徴的です。
サイドポジションにはLuminlay蓄光ドットが採用されており、照明変化の激しいステージ環境においても視認性を確保しやすい仕様となっております。
ペグにはGotoh製マシンヘッドが使用され、スムーズな回転動作と信頼性の高いチューニング保持性能を備えています。

メイプルトップ×オコウメボディとDiMarzio Blazeのサウンド設計

ボディ構造は、トップにメイプル材、バックにオコウメ材という組み合わせが採用されています。
メイプルトップは、輪郭のはっきりした高音域と張りのあるレスポンスをもたらし、オコウメボディは、マホガニー材に通じるふくよかで温かみのあるロー〜ミッド帯域を担います。
この組み合わせにより、低音弦の存在感とコードワークの太さを保ちながらも、バンドアンサンブルの中で埋もれにくい明瞭な出音が期待できます。
ピックアップには、DiMarzio製Blazeハムバッカーがネック／ブリッジ両ポジションに搭載されています。
DiMarzio Blazeピックアップは、中音域をややスクープしつつ、高音域と低音域を強調する設計が採用され、7弦ギター特有のレンジの広いサウンドを明るくクリアに表現できる点が特徴です。
クリーントーンではハイファイ寄りの澄んだ響きを得やすく、ディストーションサウンドにおいても、低音弦の輪郭を保ちながらリフが埋もれにくい特性を備えています。
クリーンコードのバッキングから速いリードプレイまで、幅広いフレーズに対応しやすいユーティリティ性の高いピックアップ構成です。

EverTuneブリッジと7弦ドロップチューニング対応

K7YANGには、各弦サドル内部のスプリング機構によって弦の張力を一定に保つEverTuneブリッジが採用されています。
EverTuneブリッジは、弾き方や気温変化、あるいは長時間の演奏といった条件に左右されにくく、常に安定したピッチを維持しやすい点が大きな特徴です。
ライブやレコーディングにおいて、チューニングの再確認に割く時間を抑えたい場面で特に有効な仕様といえます。
セットアップによってチョーキングが可能な設定にも対応しており、安定性と表現力の両立を図りやすい構造となっております。
出荷時の弦はD’Addario EXL110-7（.010〜.059）が採用され、1弦から7弦までD–A–F–C–G–D–Aというチューニングが設定されています。
7弦特有のローエンドと、現代的なドロップ寄りのセッティングを活かしたリフワークやリードプレイに適した仕様です。

仕様

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