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BOSS GT-1000 & GT-1000CORE 大型アップデート – 新たなファームウェアが公開

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BOSS GT-1000 & GT-1000CORE 大型アップデート – 新たなファームウェアが公開

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

BOSS GT-1000 & GT-1000COREがアップデートされます。
新たなファームウェア「GT-1000 ver.4」と「GT-1000CORE ver.2」が公開されました。



今回のアップデートでの注目は、独自技術MDPを駆使した3つの新規開発ハイゲイン・アンプを搭載したことです。
メーカー様のご協力により、発売前に実機を試す機会をいただきましたので、レビューして参ります。

今回のアップデート内容

ハイゲイン・シーンでの需要に応える、独自技術MDPを駆使した3つの新規開発ハイゲイン・アンプとそれを使用した新規プリセット搭載

こちらは後程レビューいたします。

6つのベース・アンプを搭載

SILVER TUBE / FAT TUBE / CLASSIC BLUE / DARK DRV / STUDIO BASS /SOLID STACKの6種。

名機SD-1 / DS-1のサウンドを再構築し搭載

その他のアップデート

トゥルー・テンパラメント・ギター用のチューナー・モード搭載

実機を試しました

今回のアップデートで加わったのは以下の3つのアンプです。

X-ULTRA

多段ゲイン回路を備えたスタック・アンプにインスパイアされたサウンド。
各段におけるクリッピングをMDPによってコントロールすることで、深く歪ませても躍動感あるダイナミクスを実現。
密度のあるハイゲイン・トーンでありながら、従来のアンプでは成しえない繊細な表現を可能にします。

No.41-1~5に「X-ULTRA」を使用した新規プリセットを搭載。

この歪みは気持ちがいい!
メタルコアやるには持ってこい。
No.41-2に「STRAIGHT」、3に「RHYTHM」、4に「LEAD]と一通り並んでいるので、これだけで一通りできてしまう快適さ。
歪み量を調整してあげればメロコアにも合いそうです。

X-OPTIMA

リード・プレイとバッキング、それぞれの理想を1つのサウンドで実現します。
MDPを活かした多次元的な信号処理が、本来は難しい単音弾きでの抜けの良さと力強いパワー・コードを両立。
ダイナミックなアンプさながらのレスポンスはそのままに、アンサンブルにも自然に馴染むサウンドです。

No.42-1~5に「X-OPTIMA」を使用した新規プリセットを搭載。

No.42-2「X-OPTIMA EPIC」というプリセットがこのアンプのカラーを最もよく表していると感じます。
一つのプリセットでリードもバッキングもできてしまう素晴らしいサウンド。
No.42-4「X-OPTIMA DUAL OC」というプリセットでリフを刻むとOCTAVEが気持ちよく効いていて良いです。

X-TITAN

低域の迫力とタイトさ、2つの相反する要素を最先端技術で両立。
モダンなハイゲイン・ミュージックに求められる重厚でありながらキレのあるサウンドを、驚くほどのローノイズで提供します。
ダウン・チューニングや多弦ギターにおいても決して濁ることはありません。

No.42-1~5に「X-TITAN」を使用した新規プリセットを搭載。

このアンプが今回の3つの中で一番クラシックなメタルサウンドだと思います。
No.43-3「X-TITAN THRASH」という名前がついているくらいですからね。

それと、全てのプリセットを通して感じるのがノイズの少なさ。
でも音はナチュラルです。

No.43-5「X-TITAN OPTIMA」は左側にTITAN、右側にOPTIMAがセットされている最恐なセッティング。
いや、最強です。大好きです。

まとめ

今回試した後に感じたのは「デジタル臭くなく、バンドの中で混ざりが良さそうだな」ということです。
またピッキングの強弱への追随性の高さはもちろんのこと、ピッキングの速さにも順応してくれる感触でした。

最近のプロセッサってすごいですよね。
買った後にサウンドが増えていくんですから。
一昔前のマルチエフェクターと比べると似て非なるものですね。
操作簡単で超良質なサウンドが生み出せます。
この機会に買い替えを検討されても良いのではないでしょうか(いや、買い替えを超おススメいたします!)

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