Positive GridよりSpark CABが登場いたします。
140W パワード・キャビネットで、Spark、Spark MINI、Spark GOをアンプヘッドのように使用して、音を増幅させシームレスに動作するよう設計されています。
その他にもダイレクト・アウトを備えた他のモデラーや楽器、アンプにも使用できます。
ライブ・パフォーマンス、レコーディング・セッション、自宅練習に最適な高品質サウンドです。
Positive Grid Spark CAB
メーカー | Positive Grid |
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型名 | Spark CAB |
販売価格 | ¥52,800(税込) |
JAN | 4533940219295 |
発売予定日 | 2023年12月22日(金) |
特徴
壮大なサウンド
Spark CABは、どこにでもフィットするコンパクトなボディでありながら、ドアを吹き飛ばすほどの大迫力なハイクオリティ・サウンドを実現します。
ライブ、レコーディング、セッション、自宅練習。CABがあなたのサウンドを強化します。
高音質の理由
Spark CABは、10インチ・ウーファーと2つの高周波ドーム・ツイーターを搭載し、140WのクラスDアンプを内蔵。
フルレンジ・フラット・レスポンス(FRFR)により、クリアで正確なダイナミック・サウンドを再現します。
桁違いのパフォーマンス
十分なパワーとヘッドルームを備えたCABは、本格的なフィーリングと大音量を実現します。
正確で透明感のあるオーディオ再生によりプレイヤーはあらゆるニュアンスを聴き取ることができ、あらゆるギター・トーンの複雑なディテールを捉えることができます。
安定したパフォーマンスを発揮する設計
卓越したサウンドと同様に、音への信頼性とスタイルを切望するギタリストのために作られました。
Spark CABは”ステージ”でも”リビング”でも同じように安心してお使いいただけます。
サウンドシステム
Spark CABには便利でインテリジェントに設計された機能が満載されており、セットアップからパフォーマンスまで、スムーズに行うことができます。
Spark CABが電源になる
DC電源供給、USB-C電源供給
Spark CABは電源ハブです。DC電源供給とUSB-C電源供給を備え、Sparkシリーズ(Spark、Spark MINI、Spark GO)は勿論のこと、タブレットやスマホも充電できます。
他の電源は必要ありません。
統一されたデザイン
Spark CABは、Sparkシリーズのアンプを引き立てるようデザインされており、トーレックスやグリルクロスなど頑丈で高品質な素材で構成。
さらに優れたポータビリティとコンパクトさで持ち運びにも便利です。
すべてのギターとベースに
Spark CABのサウンドは45~20,000Hzのフルレンジオーディオでエレクトリック、アコースティック、ベースあらゆる楽器に素晴らしいトーンを提供します。
他のモデラ―、楽器、アンプにも
Spark CABはSparkシリーズに最適化されており、Sparkのサウンド出力に完璧にマッチする専用入力を備えています。
しかし、ダイレクト・アウトを備えた他のモデラーや楽器、アンプにも使用できます。
・140W パワード・キャビネット
・クラスDパワードFRFRキャビネット
・Sparkシリーズ・アンプに最適化
・USB-CとDC電源供給ポートを搭載
・3.5mmステレオ入力、ステレオ1/4インチ/XLR入力、XLR出力
・パワフルな高音質サウンド
・他の楽器やアンプとも互換性があります
・Spark用3.5mmステレオ・ケーブルとSpark 40 DC充電ケーブルが付属
試奏してみました
Positive Gridの輸入代理店である株式会社メディア・インテグレーション様のご厚意により、発売前にSpark Cabの音を出す機会を得ました。
レポートいたします。
Spark GOの音出しは超簡単!
まずはバックパネルから…。
ジャックはノブが少なめの親切設計。
Spark G0との接続は2ステップのみ!
①Spark CABに付属しているケーブルでSpark GOとSpark CABを繋ぐ
Spark GOはヘッドホン端子。
Spark CABはSPARK端子へ接続。
②Spark GOとSpark CABの電源を入れる
以上!
…何ですかこの簡単さは。
さすが純正。
あとはボリュームをSpark GOとSpark AB、各々のボリュームを上げれば音が出ます。
今回の中の人の注目ポイント
上記説明内で「他のモデラ―、楽器、アンプにも」という項目があります。
純正のSpark以外のものでもいい音が出る…?
もしそれができたら、例えば部室に一台Spark CABがあれば、普段煩わしいアンプの違いによる音の差から開放されて、自宅で作ったのと同じイメージで音が出るんじゃないの…???
できたら軽音部員、歓喜。
…それでは、実際にやってみましょう。
今回の検証環境
ギターは中の人の自前のES-335タイプ(大好きです)。
並ぶとSpark CABのコンパクトさが際立ちます。
そして各サウンドの公平を期すために、弾いた音をBOSS RC-1にサンプリングしてループさせます。
これで中の人の毎回違う雑なピッキングではなく、全てが同じ弾き方で音を検証できるようになります。
今回のエントリーモデルはこちら
それでは今回検証に参加する4モデルに登場してもらいましょう
説明不要の純正機種。
今回の大本命(そして一番ロープライス)。
BOSSの中でも最もロープライスなマルチエフェクター。
大ヒット製品の実力やいかに!?
泣く子も黙るBOSS最上位マルチエフェクター
そりゃいい音出るでしょ…。
…いやいや、反則でしょ?
皆さんご存知、マルチプロセッサーの最高峰(今回パワーアンプは使いません)。
ルール?
今回は「クランチ・サウンド」をテーマに音を選択してみました。
ルールは…
・機材は全てファクトリー・リセット済み
・パッチの中で「CRUNCH」と表示される最も若い番号のパッチを使用
・それ以外のパラメーターにはノータッチ
・結果的に聴感上のボリュームが揃ったのでそちらもノータッチ
・演奏は中の人がRC-1にサンプリングしたものを使用
・ケーブル等環境は同一
・ステレオハンディレコーダーで同位置からレコーディング
・入力ゲインのみクリップしないように微調整(1dbの本当に微妙な調整でした)
・レコーディング後の編集などはせず撮って出し
…です。
それでは演技(?)開始!
お待ちかね、音を出してみましょう。
①Positive Grid Spark GO
②BOSS GT-1
③BOSS GT-1000
④KEMPER Profiling PowerRack
結果は…
うーーーーーん……………。
甲乙つけがたくないですか???
Spark GOやGT-1が頑張ってくれているし、GT-1000やKEMPERのときはSpark CABが頑張ってくれているし…。
「他のモデラ―、楽器、アンプにも」の言葉に嘘偽りなし。
このキャビ、良いですね。
終わりに
今回最大音量にも試してみました。
皆さんにお聞かせるには憚られるほど、音量が出ます。
こんなに小さいのに、バンド練習もできます。
Positive GridにはBIASが出たときから注目していましたが、Spark、素晴らしいですね。
中の人も欲しくなってきました。
仕様
オーディオ仕様
周波数範囲:45-20,000 Hz
ステレオ/モノ:モノ
最大音圧レベル:117 dB
キャビネットの構造:バスレフ型
パワーアンプ:140 Watt クラス D アンプリファイア
スピーカー:10インチ・ウーファーx1 1インチ ツイーター x2
総インピーダンス:4 ohms
電源
メイン入力電圧:100 – 240 V
DC電源供給(For Spark 40):DC 19V/2.5A
USB-C 電源供給(For Spark MINI & Spark GO):5V/2A
コントロールと入出力
バック・パネル・コントロール
入力セレクター:3.5 mm Spark入力と2系統のモノXLR/TRSコンボ入力を切り替え
スピーカー・ボリューム
ラインアウト・ボリューム
グラウンド・リフト・スイッチ
コンタースイッチ:低域と高域をブーストし、小音量時のバランスを改善します
有線入出力
1/8” Sparkシリーズ専用ステレオ入力×1
モノXLR/TRSコンボ入力×2
モノXLRバランス出力×1
内容物一覧
Spark CAB本体
Sparkシリーズ用3.5mmステレオオーディオケーブル
Spark 40用DC電源ケーブル
電源コード
クイックスタートガイド
安全説明カード
サイズ等
寸法:492.5 x 399.8 x 255 mm (ゴム足含む)(19.39 x 15.74 x 10.04 in)
重量:13.5 kg(29.76 lbs)
グリル生地:カスタム・ブラック/ブラウン
取手:側面に2つの埋め込み式スピーカーハンドル
ケーブルタイ:ケーブルを背面で固定するための調節可能なケーブルタイ1個