“軽いギター”好評につき第2弾つくりました｜ギターマニア石田純一の逸品入魂～気ままに想いを綴ります～Vol.34

皆様こんにちは！石田でございます！
猛暑日が続く毎日ですが、体調は崩されていないでしょうか？
適度に水分補給しながらギターも楽しんでいきましょう。

今回は以前に紹介した軽量ギターのバリエーションモデルをリリースしたのでご紹介します。

SCHECTER L-A-PT-AL/R　Sonic Blue / Surf Green

パッと見は普通のテレキャスター。
ですが大胆に内部をくり抜くことで軽量を実現しています。

今回のモデルに関しては、だいたいこの辺りが空洞になっています。

Gibson ES-335を始めとしたセミアコに近いような構造で、弦の延長上はくり抜いていないため極端に音への影響が出ているわけではありません。

更に、今回も指板を厚めにしています。
軽量化とサウンドを両立している工夫はVol.23にも書いてますのでぜひご覧ください。

テレキャスター用の定番リプレイスメントモデル、セイモアダンカンのSTL-1&STR-1を搭載。
ジャンルを選ばないミドルアウトプットなモデルで、クリアなサウンドが魅力です。

クラシックな枠付き、3Wayサドルの国産ブリッジを採用。
細かい調整は苦手ですが、そこまでシビアにオクターブピッチを調整してもポジションごとに変わってしまうため各弦調整できる必要はあまりない、と考えて骨太なサウンドのこちらを選びました。

ペグはもちろん信頼のゴトー製です。

シェクターと言えばこのダブルエンドピン。
安定しやすいので短時間立てかけておく時に便利です。

テレキャスターにはもともとシンラインがあるのでイメージ的にはそんなサウンドかなー、と思いつつ弾いてみると思ったよりも普通のテレキャスターサウンド。

シンラインはピックアップがピックガードにつるされていたり、コントロールキャビティの形状も異なるのでその辺りの影響が大きいようです。

この2本はどちらも2.9kg台とかなりの軽量ですが、サウンドが丸くなってしまったりという感じはしません。
手軽に扱いやすいテレキャスターをお探しの方は是非お試しください。

ギター演奏はそこそこに機材いじり（改造、音作り）をメインに楽しむ学生時代を送り、機材好きが高じて、「いつの間にか楽器店の店員になっていた」インドア派。

入社後はPRS（Paul Reed Smith）現地工場でのPrivate Stockオーダーをはじめ、自身の経験を活かし、多彩なブランド・ジャンルでの楽器開発も手がけています。