Diezelと聞けば、サウンドの想像がつく方もいらっしゃるのではないでしょうか?みなさんのお好きなバンドや音楽にも、Diezelサウンドが活躍していることが多いと思います。
以前、そんな人気のDiezelサウンドを手軽にペダルタイプで楽しめるVH4-PEDALが発売され話題となりましたが、今回そのペダルに2チャンネル切り替えの機能を付けたVH4-2 PEDALが登場です。
もともと、VH4-PEDALは同社ヘッドアンプのVH4を抜き出した形で、カンタンにディーゼルサウンドを楽しめることで人気を博していたんですが、「アンプのように切り替えしたい!」などの要望も多かったようです。このたび、その多数の要望を受けてついに進化して登場!
2チャンネル切り替えできる、と答えは出てしまっているのですが、1チャンネル式と比較しつつ、このペダルに少しばかり深く掘りこんでいきたいと思います。
”VH4-2 PEDAL”でできること!
このペダルのポイントは2チャンネル切り替え可能ということ。画像にあるツマミのとおり、1・2チャンネルの音に、別々のゲインとボリュームを設定できるんです。これにより、更に便利になりました!左側の青いランプが光っているので、1チャンネルが選択されています。
チャンネル切り替えは左のChannelスイッチで行ないます。右側はペダルのオンオフを切り替えます。
REMOTE端子にスイッチャーなどを繋げれば、外部のペダルからもチャンネル切り替えができます。
1チャンネル式”VH4- PEDAL”との比較
なんと、サイズを変えずツマミとフットスイッチを追加。チャンネルが増えたりするとサイズが大きくなりそうなものですが、メーカーの努力がすごいですね。
厚さも変わらず!!もう一度言いますが、メーカーの努力が素晴らしい。
さて、次は肝心のサウンドと2チャンネルの使い心地をレビューします。
試奏動画
ドラムの打ち込みに、ベースなしでギターのみ録音。ROLAND JC-120のインプットに入力しています。チャンネル1にハイゲイン、2にローゲインと割り振って演奏。ディーゼルのヘッドアンプサウンドをそのまま抜き出したような音の質感が魅力です。
わかりやすいように、あえて低音を強調したセッティングにしたんですが、ドラムのキックを食ってしまうくらいの低音も出ますし、ベースが入ってる?と錯覚を起こすほどパワーがありますね。BASSノブに加え、DEEPノブによって地鳴りのようなサウンドも出力可能。これは1チャンネル式にも付いているんですが、2チャンネルになったことで、使いやすさが倍増した感じです。
ディーゼルを含む各メーカーのヘッドアンプは、付属/別売りのフットスイッチでアンプのチャンネル切り替えができる場合がほとんど。このペダルは、実際にヘッドアンプをフットスイッチで切り替えているような感覚で使えました。
1チャンネル式とのサウンドの差はありません。サイズ感をそのままに、機能だけをプラスした完全上位互換モデルだと感じます。
Diezel ”VH4-2 PEDAL” 2チャンネル
メーカー希望小売価格:[taxin8 taxp8=51000]
販売価格:[taxin8 taxp8=43400]
JAN:0763815129464
アダプター付属
発売日:2017年9月14日 予定
シンプル好きな方はこちら! Diezel ”VH4- PEDAL” 1チャンネル
メーカー希望小売価格:[taxin8 taxp8=45000]
販売価格:[taxin8 taxp8=38300]
JAN:0763815128207
アダプター付属
発売中
感想
みなさんいかがでしたか?
ディーゼルアンプを手軽に手に入れることができる、その時点ですごいんですが、2チャンネルの切り替え可能になったことで本当にディーゼルのヘッドアンプを持っている感覚になりました。
もちろん、ディーゼルを含む様々なアンプの実機を持つことに越したことはないのですが、いろいろな事情があってそうもいかない・・・、そんな方も多いと思います。このペダルは「本物を知っている方」にもオススメですし、何より「アンプほしいけどムリだな・・」と諦めた方の救世主になるかもしれませんね。