TOMKAT Pedals and Electronics
TOMKAT Pedalsは、ファズペダルを愛するビルダー、トム・コートがアメリカ、ニューヨークのブルックリンで制作する、2015年に始まったエフェクターのブランド。トム・コートはCerebral Ballzyのドラマーとしても活動を行い、またタトゥーやテクノロジーも好み、それらの感性がエフェクターにも反映されています。
BENDER FUZZ
伝説のSola Sound Tone Bender Professional MkIIのTOMKAT Pedalsバージョン。オリジナル回路をそのまま再現するのではなく、当時の音を再現しながらより使いやすく変更されています。いくつかのキャパシタの値を変更し、ローエンドレスポンスを付加。ウクライナ製のNOSゲルマニウムトランジスタを搭載し、回路の最終段のトランジスタにはBiasコントロールを追加しています。
メーカー希望小売価格:オープンプライス
販売価格:¥30,250(税込)
JAN:4560440839418
~コントロール~
- LEVEL:
全体の音量を調整します。オリジナルモデルよりもラウドなセッティングも可能です。 - FUZZ:
ファズ、歪みの強さを調整します。反時計回り最小に設定すると軽い歪みが、時計回り最大の設定では強力な歪みにまで到達。機材やセッティングにより、軽いオシレーションを加えることもできます。様々なファズトーンを作ることができ、さらにギターのVolumeを絞ればクリーンに戻すこともできます。 - TEXTURE:
最終段のトランジスタのバイアスをコントロールし、歪みのテクスチャを調整します。反時計回り最小設定ではクラシックでスムースなゲルマニウムファズサウンドとなります。そこから時計回りにノブを動かせば音量が上がり、時計回り最大設定ではラウドでクランチなトーンになります。TEXTUREを上げたままFUZZを下げればよりクリアなトーンが得られます。
TOMKAT Pedalsでは3時あたりの設定でクラシックTone Benderのトーンに近く、Fuzzを高めに、ネックピックアップでプレイするのが好みです。ラウドなファズトーンなので、音量に注意してください。
KILLER FUZZ
クラシックなシリコンファズフェイス回路をTOMKAT Pedalsなりに再構築したモデル。ベースとしているのは古いSam Ash製のFuzz-stianerで、ファズフェイス系の回路を持つファズペダルです。ただのファズフェイス再現ペダルではなく、興味深い音を生み出してくれます。3つのコントロールはオリジナルモデルよりもレスポンスが高く、インタラクティブで、マフ的なトーンからベンダー的なトーンまでを作ることができます。
メーカー希望小売価格:オープンプライス
販売価格:¥30,250(税込)
JAN:4560440839425
~コントロール~
- LEVEL:全体の音量を調整します。
- FUZZ:ファズ、歪みの強さを調整します。広いコントロールレンジに設定しています。
- TONE:反時計回りで鋭く、時計回りで分厚いトーンになります。
RIPPER OCTAVE FUZZ
60年代後期に作られた日本製の“スタンダードファズ”をTOMKATの解釈で再現したファズペダル。ギターでもベースでも完璧に動作します。RIPPERのナスティなアッパーオクターブファズはスーパーファズを思わせるトーンで、フットスイッチによるトーン切替えスイッチはAF-100のような音色の切替が可能です。強力で存在感のあるリードから、ジリジリとしたコードまで、個性的なトーンを作ります。
メーカー希望小売価格:オープンプライス
販売価格:¥30,250(税込)
JAN:4560440839432
~コントロール~
- LEVEL:全体の音量を調整します。
- FUZZ:ファズ、歪みの強さを調整します。
- CLIP:クリッピングダイオードを切替えます。ダウンポジションでは2つのオールドストック、ゲルマニウムダイオードでクラシックな“スタンダードファズ”の、ダーティで個性的なトーンを再現します。アップポジションではモダンな1N914ペアによるクリッピングで、よりラウド、オープンなトーンです。和音の分離感、音程感はアップポジションの方が高くなります。
- TONE:フットスイッチでトーンを切替えます。マフトーンのようなミッドを抉り取ったサウンドと、ミッドを強調したオクタヴィアのようなサウンドを切替えることができます。