この度、Collings、Vanzandtなどを取り扱っているTaurus Corporation(トーラスコーポレーション)より、新ブランド立ち上げの情報が入りました。
新ブランドの名は、「KING SNAKE」。
どういったギターなんでしょうか? チェックしてみましょう!
コンセプトは「ダーティなフルアコ。」
こちらは、「KING SNAKE」のプロモーション動画。
爬虫類系、苦手な方はご注意ください(笑)
「KING SNAKE」のラインナップは、フルアコです。
「フルアコ」と言うとジャズと連想されがちだが、そもそもソリッドギターが登場する前は、カントリー、ブルース、R&B、R&R、大衆音楽な ど全てフルアコで演奏されていました。当時のサウンドと言えば、アンプも黎明期であり、小型のチューブ・アンプのヴォリュームを上げ、ズ太いドライブ・ サウンドです。その時代のワイルドさも「フルアコ」と言うギターの魅力であると言う事を伝えたい、という想いから誕生したのが「KING SNAKE(キングスネーク)」です。
テキサスブルースの雄ブルースマン・ライトニン・ホプキンスは、自分のギターの中にヘビの抜け殻を入れていました。「こうするといい音するんだぜ」と。
片やホワ イト・カントリー・プレイヤー達はギター、フィドル、マンドリンの中にガラガラヘビのシッポを入れていました。「いい音がするんだよ」と。
そして、MOJOがある と言う意味だそう(ブードゥー教ににおいて金運やギャンブル運、女性運を向上させるための意味)。
日本でいうと、ヘビは、弁才天の使いとして富をもたらすものとして有名であり、縁起が良い動物として知られます。古くから神様の使いとも言われ ており、運気アップアイテムとしては欠かせないもの。
これらを統合して、「KING SNAKE」というブランドにしたそうです。
それでは具体的なモデルを紹介します。
Detroit One
販売価格:¥253,000(税込)
カラー Amber Natural JAN:4582285524939
カラー Sunburst JAN:4582285524946
今秋(2015年11月頃)発売予定
1940年代~50年代にフルアコ使用しながらもアンプをドライブさせて醸し出されたBLUES、R&Bに焦点を絞り切ったフルアコ。それに準じ たスペックとなっています。
17”サイズの薄胴プライウッド・ボディ。薄胴故にフルアコながらも音のスピードを速める為、薄胴プライウッド・ボディとし、その 分低域を稼ぐ為に17”サイズ採用。ルックス的にジョン・リー・フッカーがフルアコを抱えた時の粋さと同様。
オリジナルのミニ・ ハムバッカーもこのモデル用に作成されたとのことです。
なんと初回分には、「ヘビ(ポールパイソン)の抜け殻」が付属!
発売は、もうちょっと先ですが、発売が楽しみなブランドであることは間違いありません。
Spec
- TOP Plywood Maple
- SIDE & BACK Plywood Maple
- BODY WIDTH 17″ (406.4mm)
- BODY DEPTH 1.875” (48mm)
- BRACING Parallel Bracing
- BINDING Single Ivoroid (Body & Neck)
- PICKGUARD Tortoise
- NECK Mahogany
- FINGERBOARD Rosewood
- RADIUS 12” (305R)
- SCALE 25.5” (648mm)
- NUT WIDTH Bone/ 1.68” (42.67mm)
- BRIDGE Rosewood
- TAILPIECE Custom Trapeeze-Style
- TUNER Gotoh w/White Button
- FINISH Lacquer
- PICKUPS KINGSNAKE JLH-1
- CONTROL 2 Vol. & 2 Tone
- COLOR Amber Natural / Sunburst
- CASE Hardshell Case(White & Black Line)