アメリカ製エフェクターブランド、「Tronographic」(トロノグラフィック)より特にベースに最適化して制作されたプリアンプが登場しました。
Tronographic Rusty Box
メーカー希望小売価格オープンプライス
販売価格:¥36,630(税込)
JAN:4560440839036
1970年代の“ハイゲイン”なソリッドステートアンプのトーンを再現しながら、現代的な機能を持たせて再構築とのことです。
Input Gain、Bass/Middle/Treble EQ、Master VolumeコントロールやBoostフットスイッチを搭載し、トゥルーバイパスで、DIとしても使用可能なバランスドアウトプットを有しています。
基本的な使い方
エフェクターとして
Rusty Boxは、お使いのシステムの中に手軽に組み込むことができます。エフェクトチェインやエフェクトループ、ベースアンプ側のプリアンプ前後などに接続することができます。
楽器側のケーブルをInputに、アンプ側のケーブルをMainアウトプットに接続して使用します。
DIボックスとして
Rusty BoxのMainアウトプットは600Ωのバランスドアウトプットとして使うことができます。エフェクターとして使用する際はここにスタンダードなモノラルフォンジャックを接続しますが、DIボックスとして使用する場合TRSケーブルを使用します。このケーブルはミキシングボード等のバランスドオーディオデバイスに接続します。また、同時にLineアウトプットをモニター用に使用することもできます。
プリアンプとして
Rusty BoxのLineアウトプットは、フルヴォリュームのアンバランスドオーディオシグナルを出力します。本体のVolumeノブを通さずにシグナルを出力するため、Input Volumeコントロールを使用してパワーアンプのドライブさせることができます。エフェクターとしてやDIボックスとしての使用法と組み合わせ、モニターアンプやラインアウトとベースアンプのインプットを組み合わせる等、様々な使い方が可能です。
コントロール
- Input Gain:Rusty Boxのインプットアンプリファーステージのゲインを設定します。時計回りに回せばシグナルはラウドになり、歪みが加わります。Boost ON時、このコントロールは、9時辺りを超えれば歪みが加わります。また、このコントロールはHI/LOスイッチと併せて使用可能。
- HI/LO:このトグルスイッチは、Rusty BoxにアンプのHigh/Lowインプットの切替機能と同様の機能を設定できます。Hi側に設定すればハイインピーダンスなインプットに、LO側に設定すればインプットインピーダンスが少し下がり、音量も低減されます。Hi側はラウドなトーンに、Lo側は高域と音量が少し減衰するトーン。
- Boost:このフットスイッチは、サウンドにさらなる音量とドライブを追加したい時に使用します。スイッチをONにすれば、インプットステージがブーストされ、シグナルが強化されます。本体がバイパス時にはブーストもバイパスされます。
- Mid:Rusty BoxのEQセクションの1つです。時計回りに回せばミッドレンジが強調されます。12時位置より左側に回せばミッドレンジがカットされます。
- Bass:Rusty BoxのEQセクションの1つです。時計回りに回せばローエンドからローレンジが強調されます。
- Treble:Rusty BoxのEQセクションの1つです。時計回りに回せばトップエンドやトレブルレンジが強調されます。
- Volume:マスターヴォリュームコントロールです。Mainアウトプットから出力されるシグナルの音量を調整します。Lineアウトプットからの出力には影響しません。
- Effect:Rusty Box本体のバイパススイッチです。トゥルーバイパス時には全てのエフェクトがバイパスされ、インプットからMainアウトプットにシグナルが直結されます。この時、Lineアウトプットからの出力はミュートされます。また、バイパス時、Mainアウトプットからの出力はアンバランスドとなります。
主な特徴
- Input Gainコントロールで正確なゲイン、ドライブ設定が可能
- 3バンドEQによりベースギターのトーンを詳細に設定
- バランスドアウトプット(600Ω)によりDIとしても使用可能
- トゥルーバイパス
入力端子
- Input
- Line
- Main
- PWR