モバイル機器用ギター・インターフェースの代名詞となったiRigの後継機種「iRig2」が発表になりました!
仕様を強化して、より幅広い楽器や使い方に対応になったとのことです。
iRigは、最早ギタリストの定番アイテムといっても過言ではありませんよね。
IK Multimediaが2010年に販売開始したiRigは、ギター、ベースをモバイル機器に接続して、ギター、ベース用のエフェクト・アンプ・モデリング・アプリAmpliTube®を通した演奏や、GarageBandなどのレコーディング・アプリでの録音を可能にするインターフェースの代名詞として人気を博しました。
人気の機種だけに、どう強化されたのか気になるところです・・・。
それではチェックしてみましょう!
アンプ接続用端子付き
iRig 2では、ヘッドフォン出力用のステレオ・ミニ端子に加え、アンプ接続用の標準出力端子が追加されたので、練習、レコーディングだけでなく、ライブ演奏時にも使えるようになりました。
iRig 2には、FX/THRU切替えスイッチも装備され、AmpliTubeを通したエフェクト・サウンドとバイパス音を切替えてプレイ可能です。さらに、マイクスタンドに設置して使える仕様と付属のマジックテープにより、ステージでの使い勝手も向上しています。
入力ゲインも調整可能に
iRig 2には、入力ゲイン調整ダイヤルも装備されました。
アクティブ、ハムバッカー、シングル・コイル、ピエゾと、ギター、ベースのピックアップにあわせて調整可能な入力ゲイン・ツマミを使えば、ノイズ、フィードバックが最小となるポイントを見つけることができるでしょう。
多くのアプリで、すぐに利用可能
iRig 2は、無償で提供されているAmpliTube Free、GarageBandなど、エフェクト・アンプ・モデリング・アプリ、レコーディング・アプリですぐにお使いいただけます。
AmpliTubeには、AmpliTube Orange、AmpliTube Fender®、AmpliTube Slash、AmpliTube Jimi Hendrix™など老舗のアンプ、エフェクト・ブランド、アーティスト公認アプリも用意され、アプリ内課金でモデルを追加していくことができます。
多くのAndroid機器にも対応
iRig 2は、iPhone、iPad、iPod touchの他、CTIA/AHJ規格に準拠した4極ミニ端子を備えたAndroid機器でもお使いいただけます。
ギター、ベース用のエフェクト・アンプ・モデリング・アプリのAmpliTubeも、iPhone版、iPad版の他、低レイテンシーを実現したSamsungプロフェッショナルオーディオ対応版、Android 5対応のAmpliTube for Androidが用意されているので、Apple、Samsung、LG、Motorola、HTCなど多くのデバイスにてお使いいただけます。
主な仕様
- ギター、ベース、電子楽器などを接続可能な標準入力端子
- ステレオ・ミニ・ヘッドフォン出力端子
- 外部アンプに直接接続可能な標準出力端子
- iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Android機器接続用4極ミニ・プラグ
- FXモードとTHRUモードを切り替え可能なスイッチ
- 入力レベルを調節可能なゲイン調整ダイアル
- マイク・スタンドに取り付け可能な仕様(マジックテープ付)
前機種のiRigは、豊富なエフェクトを楽しみながら、場所をとらずに自宅での練習が可能といったコンセプトでしたが、アンプ接続用端子搭載・入力ゲインも調整可能になったことで、ライブでの使用も現実的になりましたね。
まさに練習時のサウンドがライブでも使用可能になったというところです。そうなると従来のiRigシリーズがどう変化していくのかも今後楽しみですね。
販売価格:オープンプライス(¥5,000円前後想定とのこと)
国内発売時期:2015年3月26日発売予定